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795万円! お手盛り、議員の期末手当

「補正予算案に含まれている議員の期末手当795万円の減額」と「議員報酬のあり方について市民に開かれた形で検討する場を設けること」を求める市民団体からの請願について、12月21日に第一委員会で審査が行われました。緑とネットはこの請願の紹介議員となり、「減額すべき」「市民に開かれた議論をすべき」と意見を述べましたが、前者は「不採択」、後者は「(非公開の)代表者会議で協議中だから、その結論を待ってから第一委員会で審議する」となりました。議員報酬について市民に開かれた形での議論が必要です。

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議員報酬の削減を! 〜政務活動費や議会費は減らすべき??

「議会費」は、議員報酬や政務活動費のほか、議会としての行政視察などの活動費や議会事務局の人件費などの総額で、福岡市では年間約19億円となっています。福岡市の一般会計は7800億円、特別会計と企業会計を合わせて1兆9000億円あり、議会にはこの使い道をチェックするという役割があります。

アンケートにも「議員報酬は高い」という声が多く、私たちも「減らすべき」という立場ですが、議員の定数は必ずしも減らすべきではなく、議会費を活かして議会がしっかり機能するようにすべきと考えています。

議員報酬とは別に「政務活動費」として、調査研究、広報、広聴などの活動に対し、議員個人に月26万円、会派に月9万円(×議員数)が支給されます。この収支報告書は過去5年分が議会事務局で保管されており、誰でも閲覧できるのに加え、直近の年度分はホームページにも掲載されています。情報公開請求をすると、領収証をすべて確認することもでき、市民のチェックが可能です。

私たちの税金をどう使うべきか、議員報酬や政務活動費のほか、議会改革に関するご意見をお寄せください。

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アンケートへのご協力ありがとうございました!

議会報告ニュース4号で行ったアンケートに東区・早良区あわせて99人の方から回答をいただきました(6月20日現在)。ご協力ありがとうございました。

アンケートの余白部分にもたくさんのご意見をいただきました。「選挙のときしか活動していないのに、どのように身近に感じろというの?」「“上から目線”を感じる」「“市民に仕える者”であることをわきまえるべき」「サラリーマン的な議員が多い」などの厳しい声もいただきました。皆様のご意見から、改めて市民にとって議員が“遠い存在”であることを痛感しました。

もっと“身近な存在”になれるよう、公聴会などの仕組みを充実させ、市民の声が届く議会に変わるよう提案してまいります。

↓ ↓ ↓

【アンケート結果】

Q1. 議員に望むことは?

▼市民の声を議会に届ける…52、▼市政のチェック…49、▼政策の提案…34、▼生活相談…12

Q2. 議会を身近に感じられないのはなぜ?

▼何が話し合われているのか分からない…51、▼いつ議会が開かれているのか分からない…40、▼議会では何も変わらないと思う(行政の追認しかしない)…37、▼傍聴に行くことがない…36、▼議員間の討論がない…27、▼知っている議員がいない…8、▼自治体議会よりも国会のほうが重要だと思う…1

Q3. 議員報酬(年間1400万円以上)について

▼高すぎる・減らすべき…62、▼今の仕事ぶりなら高すぎる・しっかり仕事をすれば妥当…29、▼少なすぎる・増やすべき…0

Q4. 議員定数(62人)について

▼多すぎる…54、▼妥当…30、▼少なすぎる…4

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