井上貴博衆議院議員事務所へ申し入れを行いました。

本日の午後、井上貴博衆議院議員の博多の事務所に申し入れを行いました。

KBC、TVQ、西日本新聞、朝日新聞、データマックスの5社が取材に来ましたが、事務所は取材を拒否。事務所の外からの取材となりました。取材後ほどなくして、事務所のシャッターは閉められました。

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真の民主主義社会をつくるための申し入れ書

2015年9月2日

衆議院議員 井上 貴博 様

緑と市民ネットワークの会

荒木龍昇・森あや子

 

去る6月末に行われた自民党の勉強会「文化芸術懇話会」の中で、「マスコミを懲らしめろ」「スポンサーにならないのが一番」「経団連に働きかけろ」「福岡の青年会議所理事長の時、マスコミをたたいたことがある。日本全体でやらなきゃいけないことだが、スポンサーにならないことがマスコミにはいちばんこたえる」といった言論弾圧発言は愕然とさせられるものでした。

余りにも許しがたい発言に対し、謝罪撤回されることを博多の事務所の方へお伝えしましたが、何も対応されることなく時が過ぎています。その後、加えて政治資金問題として公職選挙法違反容疑で福岡地裁にオンブズマンより告訴状が提出され、更にDV問題も取沙汰されています。

戦後70年、現平和憲法の下で現在の繁栄を日本は築いてきました。国民の多くが安保法案に対して不安を抱え反対の声をあげる中、安保法制を進める自民党議員方々からは、様々な場面で許しがたい発言が次々に飛び出しています。

憲法、そして民主主義を軽視し、暴走を続ける安倍政権の体質の現れのようです。

与党である自民党に所属する一人ひとりの議員がしっかりと民意を受け止め、何より人権を尊重した行動をしていくべきです。そして、いのちを奪い地球環境を破壊し、更に人の心に深い悲しみをもたらしていく武力行使によるものではなく、世界的な平和を築くための方策をつくりあげていく役割を果たしていただきたい。

福岡1区の地元の方々からの問い合わせには、謝罪撤回はしないと明言されたとのことで、貴議員の言動にはお叱りの声がたくさん上がっています。

言論の自由を潰し、民主主義を根幹から壊すような数々の言動に対し、地元の声を代表して、あらためて発言に対する謝罪撤回をしていただくことを強く求めます。加えて謝罪撤回されるおつもりがあられるのかどうか、貴議員のお考えも含めてお返事を文書でいただきたいと思います。

これまで守られてきた憲法とこれからの社会にとっても大切にされるべき基本的人権、そして平和といのちを私たちは守っていきたいと考えています。

真の民主主義社会の構築を願い、ここに申し入れをいたします。

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