政治にも、女性ならではの視点が重要! ~声を上げてきた成果が形に

第5委員会は水道局・道路下水道局・環境局を所管していますが、土木関係の内容が多く、これまで女性の視点がほとんど反映されてきませんでした。私は子育てや看病介護をしてきた経験をもとに、いのちあるものを育みつなぐ“水”の大切さや大気汚染の影響、また生活道路の安全面の充実などのために意見や要望を訴えてきました。

今年度策定される長期ビジョンなどの素案・原案には私の提案も盛り込まれています。例えば水道の配水管の改修・更新が毎年40km(全長の約1%。全改修に100年かかる計算)しかできていなかったのが、45kmに伸びました。これにより7~8億円の予算増にはなりますが、ダムをつくるよりも、漏水のリスクへの備えのほうが重要ではないでしょうか。市民のいのちをつなぐ水の供給がいかに重要であるかを訴えてきた成果が形になりました。

(森あや子)

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